課題解決事例 #33
作業性を高める発泡体を用いた離型フィルムの提案
提案業界 | テープメーカー |
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トラブル内容 | 高所作業時に手袋をはめた状態で剥がした離型フィルムの落下防止 |
対象物 | 離型フィルム |
お客様の課題・お困りごと
高所作業時に手袋をはめて作業を行う際、剥がした離型フィルムを落下物とさせないため、厚めのフィルムを選定したが、うまく掴めない・重量が重い等の理由から作業性が低下した。
当社のご提案内容
ベース基材を発泡体にすることで、厚くても軽量化を図ることができ、剥がした後に掴んだ感触を残すことに成功し、落下物防止につながった。
提案ポイントとお客様のご感想
工業用フィルム選定なびでは、フィルムに対して特殊な機能性を付加することに加え、基材に関する工夫も可能です。
今回の場合には、あえて厚みを持たせることで作業性を向上しつつ、軽量化も図る基材提案をおこないました。また、厚みもミリ単位まで厚さを制御することができ、剥離力も自在にコントロール可能で、本事例においてもいくつか有償サンプルを提供しながら、お客様の要望に合った厚み・剥離性を持つフィルムの提供をいたしました。お客様のご要望に合わせて、製品設計することが可能です。ご要望をお聞かせください。