剥離フィルムの加工・製造は可能でしょうか?
はい、可能です。工業用フィルム選定なびでは、剥離フィルムの製造実績を多数もち、様々な用途で用いられています。
そもそも、剥離フィルムとは、粘着製品の粘着処理面を保護するために用いられ、さらに製品自体の品質・性能を担保するために用いられます。
剥離フィルムがどのようにできているかというと、基材であるフィルムの表面に剥離剤をコーティングしています。
また剥離処理の種類としては、
シリコーン系の剥離処理
長年培ったシリコーン塗工技術を生かし、剥離紙・剥離フィルムの着色、部分剥離、剥離力のコントロールなど、お客様のご希望の仕様、用途に応じた開発、生産を行っております。
非シリコーン系の 剥離処理
シリコーン素材は製品によっては品質・性能に影響を与えることがあり、非シリコーン系の剥離処理が使用されます。
昨今、非シリコーン系の剥離処理のニーズは広がりを見せており、非シリコーン 系剥離剤のニーズに幅広くお応えします。
剥離フィルムに関する仕様
《熱硬化方式》
基材:PET、PPなど
最大塗工幅:1,240mm
《UV硬化方式》
基材:PET、PP、PEなど
最大塗工幅:1,240mm
一般タイプ
![](https://web.archive.org/web/20231207055851im_/https://www.functional-film.com/wp-content/uploads/2022/06/hakuri_film01.jpg)
パターン塗エタイプ
![](https://web.archive.org/web/20231207055851im_/https://www.functional-film.com/wp-content/uploads/2022/06/hakuri_film02.jpg)
印刷付きタイプ
![](https://web.archive.org/web/20230923014715im_/https://www.functional-film.com/wp-content/uploads/2022/06/hakuri_film03.jpg)
用途に合わせたオーダーメイドコーティング
・印刷付タイプ
離型面の反対面に印刷し、はがし忘れ防止や張り合わせ位置合わせ等、視認性が向上します。
・パターン塗工タイプ
![](https://web.archive.org/web/20230209063846im_/https://www.functional-film.com/wp-content/uploads/2022/08/%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%A1%97%E5%B7%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97.jpg)
剥離させる部分を指定できます。
また、水玉や亀甲柄等、いろいろなパターン塗工も可能です。
・無溶剤、非シリコーンタイプ
![](https://web.archive.org/web/20220924170915im_/https://www.functional-film.com/wp-content/uploads/2022/08/%E7%84%A1%E6%BA%B6%E5%89%A4%E3%83%BB%E9%9D%9E%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B3.jpg)
環境に配慮した無溶剤タイプ、シリコーンを嫌う部材への離型効果付与等、
様々な離型剤を取り扱っています。
代表物性値
![](https://web.archive.org/web/20230209063846im_/https://www.functional-film.com/wp-content/uploads/2022/08/%E5%89%A5%E9%9B%A2%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0_%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E7%89%A9%E6%80%A7%E5%80%A4.jpg)
上記データは、弊社実験条件の一例であり、本製品の性能がこのデータに合致することを保証するものではありません。
各種性能については、印刷条件、加工条件、基材等により異なる可能性がありますので、実際の構成での事前確認をお願いします。