薄膜加工(薄膜コーティング)
工業用フィルム選定なびを運営する大三紙業では、薄膜加工(薄膜コーティング)とは、10μ以下の基材に対して、コーティングすることを言います。
電子機器部材のフィルム加工を多く手掛けてきた当社の薄膜加工では、肉薄2μmまで、フィルムにコーティングを施すことが可能です。
近年の電子機器の小型化に対応するため、薄肉化・微細化が求められる部材のコーティングに対応可能です。
当社では、各種印刷コーティングが可能で、2μmの薄膜フィルムに易接着性、帯電防止性、遮光性、離型性などの機能性を付与することが可能です。
また、PET、OPP、ポリイミドをはじめとする、様々な工業用薄膜フィルムへの加工・コーティングが可能です。
以下では、当社が手掛けたフィルム加工の実績の一部をご紹介します。

音響デバイス用薄膜易接着フィルム
音響デバイス用に肉薄2μmの薄膜PETに易接着性を付与した事例です。
易接着処理により、密着性が向上することで、要望タイプでの樹脂コーティングが可能となり、音質性能+後工程との適正に応じた、音響デバイス設計ができるようになります。
LCDモジュール用薄膜遮光フィルム
こちらは、LCDモジュール用薄膜フィルムに遮光性を付与した事例になります。
当社の特殊薄層加工技術により、PET#2の薄膜に対しての遮光印刷を施しました。
当社では、ハロゲンフリー、脱トルエン等、各種環境法規制に準拠した設計やサステナブル加工が可能。
