- 薄膜加工
- 剥離(離型)処理
剥離(離型)フィルム/剥離紙
納入業界 | 電子部品、光学、医療、建材等 |
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最大塗工幅 | 1,240mm |
基材の厚み | PET#12~75 |
商品の特長・説明
工業用フィルム選定なびを運営する大三紙業では、シリコーン塗工技術を生かし、
半導体などの電子部品、光学、医療、建材など様々な業界に機能性フィルムを提供しております。
当社は、剥離紙、剥離フィルムの着色、部分剥離、剥離力のコントロールなど、
お客様のご希望の使用、用途に応じた開発、生産を行っております。
剥離フィルムの基本構成
加工仕様
- <<熱硬化方式>>
- 基材:PET、PPなど
最大塗工幅:1,240mm - <<UV硬化方式>>
- 基材:PET、PP,、PEなど
最大塗工幅:1,240mm

剥離紙の基本構成
加工仕様
- <<熱硬化方式>>
- 基材:グラシン紙、PEラミネート上質紙など
最大塗工幅:1,240mm
紙基材への直接塗工で減プラに貢献
剥離紙は、紙基材にPEラミ層を重ね、剥離コーティングするのが一般的ですが、当社では、紙基材への直接剥離コーティングが可能です。
紙基材へは直接剥離処理をすることでPEラミ工程を廃止することにつながり、納期の短縮、減プラにつながります。
また、当社ではグラビア印刷でコーティングを行っており、オフセット印刷に比べ、小ロットの生産、ロールtoロールの加工が可能です。フレキソ印刷と比較しても、加工コストが低い、印刷再現性が高い、多種多様なコーティング剤を使える、耐溶剤性に優れるといった優位性があります。
当社が取り扱う剥離剤の種類
シリコーン系
長年培ったシリコーン塗工技術を生かし、剥離紙・剥離フィルムの着色、部分剥離、剥離力のコントロールなど、
お客様のご希望の仕様、用途に応じた開発、生産を行っております。
非シリコーン系
シリコーン素材は製品によっては品質・性能に影響を与えることがあり、非シリコーン系の剥離処理が使用されます。
昨今、電子部品などの分野では、非シリコーン系の剥離処理のニーズは広がりを見せており、
当社でも非シリコーン 系剥離剤のニーズに幅広くお応えします。
剥離フィルム/剥離紙の種類と特徴
当社のシリコーン塗工技術を活用した剥離フィルムは、お客様の用途に合わせたオーダーメイドが可能です。
印刷付きタイプ
対応範囲:剥離フィルム・剥離紙
離型面の反対面に印刷することができ、はがし忘れや張り合わせ位置合わせ等視認性が向上します。

パターン塗工タイプ
対応範囲:剥離フィルム・剥離紙
剥離させる部分を指定することができます。また、水玉や亀甲柄等、いろいろなパターン塗工も可能です。

無溶剤、非シリコーンタイプ
対応範囲:剥離フィルム・剥離紙
環境に配慮した無溶剤タイプ、シリコーンを嫌う部材への離型効果付与等
様々な離型剤を取り扱っています。

滑らないシリコーンタイプ
対応範囲:剥離紙
滑り性のない剥離紙のコーティングが可能です。
傾斜のついた台などでお客様の製品が剥離紙から滑ってしまう問題を解決できます。

剥離フィルムの代表的物性値


上記データは、弊社実験条件の一例であり、本製品の性能がこのデータに合致することを保証するものではありません。
各種性能については、印刷条件、加工条件、基材等により異なる可能性がありますので、実際の構成での事前確認をお願いします。
剥離フィルムのよくある質問
>>剥離紙の用途や剥離フィルムとの違い、選定方法を教えてください